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秋元ファミリークリニック

内科・小児科・リウマチ科・糖尿病内科・甲状腺 内分泌内科・訪問診療
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※誠に恐縮ですが、都合により7月20日から24日まで休診とさせていただきます。

診療案内

診療案内イメージ

甲状腺機能異常について

甲状腺とは

のどぼとけのすぐ下にある、蝶のような形をした臓器です。
体の代謝をつかさどるホルモン(甲状腺ホルモン)を作っています。

甲状腺ホルモンが多くなると動悸や息切れ、頻脈、食欲増進、体重減少、手の震え、微熱、多汗などの症状が出現します(甲状腺中毒症)。逆に少なくなると、体の冷えや便秘、肌の乾燥、体重増加、倦怠感、気分の落ち込み、脱毛などの症状が出現します(甲状腺機能低下症)。

甲状腺の場所

“食欲はあるのに体重が減る”、“体がほてる・汗をかきやすい”、“動悸がする”“体が冷える“、“不摂生はしていないのに悪玉コレステロール(LDL-C)が高い“ などの症状があれば、いちど甲状腺機能のチェックをお勧めします。

当院では詳しく症状をお聞かせいただいた上で、血液検査(結果は数日〜1週間程度かかります)・甲状腺エコー検査で甲状腺の機能・形の異常を確認させていただきます。

体がほてる・汗をかきやすい、動悸がする・体が冷えるイメージ

甲状腺ホルモンが多くなる病気
(甲状腺中毒症)

原因としては甲状腺を刺激する抗体ができてしまい、甲状腺が必要以上に機能しすぎてしまうもの(バセドウ病)や、甲状腺の炎症により甲状腺に蓄えられていた甲状腺ホルモンが体の中に漏れ出してしまうもの、甲状腺や脳の腫瘍が原因となるものなどがあります。

甲状腺の機能を抑える飲み薬や、甲状腺の炎症が原因の場合は炎症を抑える飲み薬で治療を行います。飲み薬で抑えられない場合は手術で甲状腺を摘出したり、放射線照射で甲状腺を小さくする治療(R I治療)などの方法をとる場合もあります。

甲状腺ホルモンが少なくなる病気
(甲状腺機能低下症)

原因としては自己免疫の異常により甲状腺が弱ってしまうもの(橋本病)や、脳の異常により甲状腺に甲状腺ホルモンを発注できなくなってしまうもの(下垂体機能低下症)、手術や放射線治療で甲状腺を除去してしまったため起こるものなどがあります。昆布などヨウ素が含まれる食事をとりすぎて起こる場合もあります。

症状を和らげるため、足りない甲状腺ホルモンを飲み薬にして補充します。症状がなくとも不妊症や流早産の頻度が増える可能性があるため補充を行う場合もあります。

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