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秋元ファミリークリニック

内科・小児科・リウマチ科・糖尿病内科・甲状腺 内分泌内科・訪問診療
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※誠に恐縮ですが、都合により7月20日から24日まで休診とさせていただきます。

診療案内

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糖尿病について

糖尿病とは

膵臓から作られるインスリンが十分に働かないために血液中のブドウ糖(血糖)が多くなってしまう病気です。日常生活の食事などで血糖が一時的に多少高くなっても症状はほぼありませんが病状が進むと 【 体がだるい 】、【 尿の回数や量が増える 】、【 喉が乾く 】 などの症状が出る事があります。

なぜ糖尿病は治療が必要なのか

1. 命に関わる場合がある

糖尿病の病状が進むと、体の細胞が血液に乗って運ばれてきた栄養(ブドウ糖)をうまく活用する事ができなくなってしまいます。

つまり、食事で栄養を摂っても血液の中を流れるばかりでそのまま尿から出ていってしまうため、体は栄養がとれず飢餓状態となり、体重が減ったり倦怠感が出たりします。飢餓状態に伴って作られる“ケトン体“という物質が血液の中に増え続けると吐き気を催したり、最終的には意識が遠のくなどの症状が出現し、死に至る場合もあります。

2. 体の劣化を早める

血糖値の高い血液は流れている血管の劣化を早め、古くなった水道管のように詰まりや漏れを引き起こします。

細い血管ほど壊れやすく、そういった血管の多い臓器(神経、眼(網膜)、腎臓)は血糖値が高い状態が続くと、気付かぬうちに数年から数十年かけて徐々に壊れていきます。

糖尿病の治療

糖尿病の治療はあくまで

(血糖値の異常やインスリンの不足が原因で)具合悪くならないようにする

体に害がない程度の血糖値を維持する

ことが目標です。

そのための治療として食生活習慣の改善と薬物療法を行います。

食事療法

食事療法は糖尿病の治療において薬以上の効果を持つこともあるほど重要です。

テレビや本・ネットには健康的な食事について様々な情報が溢れていますが、その中から自力で正しい知識だけを見つけ実践していくことは簡単なことではありません。そこで糖尿病の治療の一環として、正しい情報を身につけた栄養のプロである管理栄養士による栄養指導が非常に効果的です。

当院では患者様に管理栄養士と共に普段の食事を見直したり、食事の改善方法などを知って頂く機会を設けています。どのような味付け・量にしたらよいか再度確認したり、普段何気無く食べているものが意外に高カロリーであったりと新たな気づきがあるかもしれません。

運動療法

食事療法に加え、定期的な運動習慣を作ることで血糖値は確実に改善します。余分となった栄養(ブドウ糖)を運動で消費するだけではなく、肥満体型の方は体脂肪を減らすことで血糖が下がり やすい体に変えていく事ができます。

薬物治療

糖尿病には様々な飲み薬や、自分で注射して使用する注射製剤(インスリン・ホルモン製剤)があります。糖尿病の薬はたくさんの種類があり、近年様々な新薬(SGLT2阻害薬・GLP1受容体作動薬など)が用いられるようになり、治療の幅も広がっています。 患者様ごとの糖尿病の性質によって効きやすい薬や効果がないものがあるため、食事運動療法を基本に、自身の糖尿病に合った薬を組み合わせることで、より良い血糖のコントロールを目指します。

“健康診断で血糖値が高いと言われた“、 “最近なんだか体がだるい…“、 “頻尿や喉の渇きが気になる…“ など少しでも気になる点がありましたらぜひ気軽に当院へご相談ください。

当院では患者様お一人お一人に寄り添いお話を聞きながら、採血データや生活状況から適切な食事運動療法・糖尿病薬をご提案します。

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