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秋元ファミリークリニック

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コラム

記録的なインフルエンザの流行が起きています

2019.02.05

サーベイランス始まって以来の大流行

2月1日に東京都インフルエンザ情報第11号が公開されました。それによるとインフルエンザ定点医療機関からの患者報告数は26,635人、定点当たり 64.18人で、現在の感染症サーベイランスが開始された1999年以来最大の流行となりました。

また、重症度で入院する患者さんの数もうなぎのぼりとなり、基幹定点からの報告では4週に216人、定点あたり8.64人とこれもまた新記録を更新しており、昨シーズンのピークを大きく上回っています。

東京都インフルエンザ情報第11号

広めない、もらわないことが大事

インフルエンザにならないためには、広めないことが重要です。咳や鼻喉の症状のある方は積極的にマスクをつけ、周囲の人々に飛沫感染させないように注意しましょう。また、マスクがない時でも、肘の内側で口や鼻を覆う、あるいはティッシュやハンカチなどで覆うなどして飛沫が飛び散らないようにしましょう。手のひらで咳やくしゃみの飛沫を受けてしまうと、手に飛沫がつき、その手であちらこちらを触ることでウイルスの汚染を広めてしまいます。ウイルスが付着した場所を運悪く触った人がその手で口や鼻を触ると感染してしまう可能性があります。インフルエンザであることは後からわかるので、今はインフルエンザではないと思っていても、症状のある時はマスクをつけましょう。また、もらわないためにはシーズン前にワクチンを接種することが重要です。飛沫感染についてはマスクを着用することも有効です。接触感染には手洗いの励行や人が触れる場所の洗浄や消毒が有効です。また、マスクをすると無意識に手で鼻や口を直接触ることができなくなるため、接触感染の予防にも有効だと思われます。

東京都感染情報センター「咳エチケット」
動画「ガチャピン・ムックの正しい手洗い方法 」(東京都)

ご家庭でインフルエンザが発生したら

運悪く同居するご家族のどなたかがインフルエンザに罹った場合、東京都では7つのポイントを心がけることを推奨しています。

一つ目は看護する人を決めること、接触する人を限ることで他のご家族への二次感染の可能性を減らすことができます。症状が良くなっても、発症した日をゼロ日として5日を経過し、かつ解熱した後2日目(乳幼児は3日目)以降までは伝染力があると考えられていますので、その間は他のご家族は患者さんと接触しないようにしましょう。

二つ目は看護する時は使い捨てのマスクや手袋を着用して飛沫感染や接触感染を防ぐことです

三つ目は患者さんの休養する環境を整えることです。患者さんは個室で休養し、不要不急の外出や面会は避けましょう。患者さんはマスクを終日つけ、1日1回程度取り替えましょう。鼻水をかんだティッシュなど体液が付着したゴミは専用のゴミ箱や袋にすぐ捨てられるようにしましょう。体液が付着しやすいタオルやコップは他のご家族と共用しないようにしましょう。

四つ目は看護したあとはマスクや手袋を外し、手を洗いましょう
手袋の防護力は完璧ではなく、目に見えない小さな穴からウイルスが侵入します。手洗いは流水と石鹸で15秒以上、一般に童謡の「もしもしかめよ」をゆっくり歌うぐらいの時間と言われていますが、時間をかけてしっかり洗い、水分を十分に拭き取りましょう。手指消毒用アルコールで代用することも可能です。手荒れ対策にハンドクリームをご用意することもお忘れなく。

五つ目はゴミの捨て方です
使ったティッシュやマスク、手袋などウイルスで汚染されたゴミは他の人が触れないようにビニール袋に入れてしっかり口を縛って捨てましょう。ゴミをまとめたあとは手洗いをお忘れなく。

六つ目は患者さんの衣類や食器の扱いです
消毒は必要がなく、普通に洗浄すればウイルスは落ちるので他のご家族のものと一緒に洗って構いません。ただ患者さんの使った衣類などを触ったあとは手洗いをしましょう。

7つ目は患者さんや家族がよく触れる場所を清掃・消毒することです
患者さんがよく触れる場所(机、ドアノブ、スイッチ、階段手すり、テーブル、椅子、トイレの流水レバー、便座等)を中心に水と洗剤による拭き取り清掃か、消毒剤(次亜塩素酸ナトリウムや消毒用エタノール)を使った拭き取り消毒を行いましょう。
スプレータイプのものは消毒するものに直に吹きかけるとウイルスを巻き上げたり、消毒薬がつかない部分が残るので必ずペーパータオルなどに吹きかけて染み付けてから拭き取り消毒しましょう。
そしてここでも清掃のあとは手洗いを忘れず行いましょう

家庭でインフルエンザ患者を看護するときの注意点〜感染を広げないために気をつけること(東京都)

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