インフルエンザが流行しています
2019.01.22
インフルエンザが流行しています。
東京都のインフルエンザ流行状況によりますと今年1月7日から13日の2週の段階でのインフルエンザ患者報告数は1万3064人、集団発生は121件に上っており、老人福祉施設での集団発生による死亡者も出ております。例年、第三週、第四週はさらに患者さんの数が増加しており、今年も例年通りであれば今週から来週にかけて患者さんの数が急速に増えるものとみられます。乾燥した寒い風の強い日には特にウイルスの伝播力が高まると考えられるため、単にマスクや手洗いを励行するだけでなく不要不急の外出などもこの時期は控えた方が良いでしょう。
万が一、インフルエンザにご家族がなった場合には患者さんを個室に隔離し、患者さんは食事も個室で摂りましょう。鼻をかんだり痰をとったティッシュやマスクなどは専用のゴミ箱ないし袋に捨て、一杯になったら厳封して廃棄しましょう。看護する方はなるべく一人に決めて、他のご家族は患者さんの個室に立ち入らないようにすると良いでしょう。看護する方はマスク、手袋を着用して患者さんに接し、看護が終わったらマスク手袋を廃棄して手を洗いうがいをしましょう。トイレなど共用する部屋や器具や家具はアルコールなどで消毒し、使用後はしっかり手を洗いましょう。食べ終わって下げた食器や衣類などは普通に洗ってしまって大丈夫です。残した食べ物は患者さんの唾液などが付いているとみられますので保存せず廃棄した方が良いでしょう。
マスクや手洗いは正しく行わないと効果が薄れます。以下のリンク先に正しいマスクの使い方と手洗い方法のリーフレットがありますので、印刷してご家族みなさんで読んで正しいマスクの装着方法や手洗い方法を身につけましょう。