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秋元ファミリークリニック

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コラム

Ⅱ型糖尿病の方への食事療法 ① 朝ご飯をしっかり食べましょう。

2020.09.29

だんだん肌寒くなり秋がやってきましたね🍁秋はご飯のおいしい季節ですが、血糖値が気になる方も多いと思います。
普段の食事の中で、ちょっとした工夫で血糖値の上昇を緩和できる効果もありますのでこれから3投稿にわたってご紹介していきます😄

朝ご飯を食べることで得られる【セカンドミール効果】とは!?
1日の中で最初に食べる食事(ファーストミール)つまり朝食が、次に食べる昼食(セカンドミール)以降の血糖値に影響を及ぼすという理論です。

朝食にGI値の低い食べ物を食べると、昼食(セカンドミール)を食べた後の血糖値を下げる効果があるそうです。

先ほど出てきたGI値についてお話します。
正式名を「GI(グリセミック・インデックス)値」といいます。ブドウ糖を摂取した後の血糖上昇率を基準として、食品ごとに同じ量を摂取した時の食後2時間までの血糖上昇率を示す数値のことです。

食品に含まれている食物繊維の量はGI値を決める一つの要素で、一般的に食物繊維を多く含む食品はGI値が低めです。
GIが高い食品を食べると体に早く吸収されて血糖値が上昇しやすく、逆にGI値が低い食品を食べると体への吸収が遅く、血糖値の上昇がゆるやかになるというのが、GI値の基本的な考え方です。

GI値が低いとされる食品
①野菜類 :セロリ、こんにゃく、栗、レンコン、長ネギ、ブロッコリー、ナス、クレソン、サラダ菜

②穀物・麺類・パン :おかゆ、玄米、そば、全粒粉パン、春雨
③肉類・魚介類 :ソーセージ、しじみ、うなぎの蒲焼、はまぐり、マグロ、ししゃも、豚肉、鶏肉、牛肉
④果物 :レーズン、バナナ、もも、なし、パパイヤ、アボカド、オレンジ、グレープフルーツ
⑤豆類・海藻類 :グリーンピース、豆腐、おから、枝豆、カシューナッツ、ひじき、昆布、寒天、もずく、ところてん
⑥乳製品・卵 :クリームチーズ、バター、ヨーグルト、牛乳、卵、スキムミルク
⑦調味料 :みそ、めんつゆ、みりん、醤油、トマトソース、ワインビネガー、塩、豆板醤

上記の食材をうまく組み合わせて朝ご飯はもちろん毎日の献立を考えてみましょう!✨

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