気候の変動が大きくなっています、熱中症に注意しましょう
2018.08.27
秋元ファミリークリニック院長の秋元です。
お盆を過ぎてから急に涼しくなってみたり、急に蒸し暑くなったり、お盆前の異常な酷暑から一転して気候が目まぐるしく変動しています。
人間には暑さや寒さに順応する力があり、春から夏にかけてだんだん暑くなるときには暑熱馴化といって暑さへの順応が起こります。熱い所で作業する人の熱中症予防のためには一週間程度かけて徐々に熱い場所に慣らすのが良いとされていますが、暑さに晒されなくなると4日程度からその効果は薄れて行き、数週間程度で失われるとされています。今回のようにしばらく涼しい日が続いた後に急に暑くなると熱中症のリスクは高まると考えられます。
これから厳しい残暑が続くと思われますが、引き続き警戒をしてください。