オミクロン株対応ワクチンとインフルエンザワクチン接種について
2022.09.26
10月からは当院でもオミクロン株対応ワクチンの接種が開始されます。
またインフルエンザワクチンの接種も10月から開始いたします。
さてそれぞれのワクチンの接種をどのように考えればよいでしょうか?
◎新型コロナは毎年冬に流行っています。
新型コロナウイルスは、気温が低いほど、湿度が低いほど広がりやすいと考えられており、現在第7波のピークは越えて新規感染者は減少傾向ですが、今年も冬にまた新型コロナが流行る可能性は高いと考えられます。
オミクロン株対応ワクチンについての効果や副反応については厚生労働省のHPをご確認ください。
◎今年はインフルエンザも流行するかもしれません
2019年のシーズンよりインフルエンザの感染者は極めて少ない状態で推移しています。
今年はどうなるのか??はまだわかりません。
インフルエンザの流行期が日本と異なり5月~9月頃にピークを迎える南半球では、過去2年間は日本と同様にインフルエンザの流行がありませんでした。しかし2022年のオーストラリアでは今シーズンは過去に例のないほどインフルエンザ患者の増加が報告されました。
オーストラリアでのインフルエンザの流行は、そのまま日本での流行を予測する上で参考になることが多く、日本でも今年の冬はインフルエンザが流行する可能性があります。
まもなく、両方のワクチンの接種を開始いたしますが
今年は新型コロナとインフルエンザの同時流行に備えて、両方のワクチン接種をご検討ください。
※当院におきましては、インフルエンザワクチンとオミクロン株対応ワクチンの接種間隔は2週間を推奨しております。